M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ ファーストインプレッション
今回は標準ズームのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZのレンズを取り上げてみたいと思います。
このM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ(以下12-50)はレンズキットの標準ズームであるM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ(以下14-42 EZ)と比べると全長が長い分収納時はかさばり、やや重くなります。
それでも12-50は200gちょっとの重さなので十分軽いですが、E-M10 MarkⅡに装着した場合むしろ12-50のほうがこの長さ大きさが幸いし、カメラ全体をホールドし易い安定した状態で撮影することができます。
それと私が14-42 EZを選ばなかったのはこのレンズ、マニュアルズームができないからなんですね。いざという時や電動ズームの故障時のリスクを考えると12-50はズームリングを前後にスライドさせるだけで電動と手動を切り替えられます。それと電動だけだと撮りたい画角の位置に必ずしもならない場合も多く、これだけでも撮影のテンポが狂ってしまいそうです。
そんなわけであえて12-50を選んだのですが、オリンパスの普及レンズってレンズフードが別売なんですね。まぁどのメーカーもキットレンズや普及レンズにはフードが付いていない事が多いですが、どういうわけかオリンパスのフードは値段が高い!高い!この12-50の場合定価が4000円位(実売でも3000円以上)するではありませんか。今なんかこのレンズ、単体で10000円ちょっとで買えるのにこれはもうボッタクリ価格としかいいようがありません。
しかしこのままレンズフードを付けないままというのも困るのでまたまたアマゾンで互換フードを見つけ純正品の半値以下でゲットすることができました。
JJCという中国製ですが造りはしっかりしており、実際にレンズにはめる時もカチッっとはまりました。
レンズフードは遮光性という本来の役目の他に、レンズ先端の保護も兼ねているので、見た目ももちろんですが、やはりあったほうがいいですね。そして実際に付けてみました。
(下に写っているのはPENのカタログです)
この12-50用のフードは他に花形もあるのですが、純正品しか見当たらず、こちらの角型にしました。これで心置きなく撮影に臨めますね。見た目もグッドになりました。(笑)
そして実際12-50を使ってみた印象ですが、特にこれといったモノはありませんが、変な癖もなく使いやすいです。何より構造上インナーズームなのでズーミングしても鏡筒が伸びてレンズの全長が変わることもありません。T端(50mm)の開放F値がチョッと暗いのが気になりますが、この大きさにまとめるには設計上仕方が無かったのかもしれませんね。
それからこのレンズのマクロモード、結構寄れますね。43mmという焦点距離固定になってしまいますが、撮影倍率もズームレンズとして見ればやや高めなのでちょっとしたマクロ撮影にも使えそうです。 こんどこれでフィルムの複写をやってみようかな!?
私的には贅沢を言わなければ、標準ズームはこれで十分だと思いました。次回は(確実に年明け以降)もう一つ購入した望遠ズームM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rを記事にできたらいいなぁ~と思っていますが、まだ使い込んでいないのでまたE-M10 MarkⅡのインプレッションになりそうです。(笑)(汗)
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