今後のフィルム事情を考えてみる
今バケペンで常用しているリバーサルはプロビア400Xが中心でしたが、昨日アマゾンでこのフィルム(120)を覘いてみたら、なんと5800円まで高騰していました。プロビア400Xはすでに生産終了となり現在流通在庫のみの販売になっています。
ネットではアマゾンが唯一身近な存在として昨年は実質1箱4000円位で2箱購入することができ、そして先日その2箱すべてのプロビア400Xを使い切ってしまいました。
おそらく値段の高騰は価格の安かったストアの順次在庫払拭によるものだと思いますが、扱うストアも残り少なくなってきていよいよ入手困難な状況になってきました。プロビア400Xの120でも135でも使用期限が2017年9月迄となっているものがほとんどのようなので、仮に今買い溜めをしても9月までにすべて使い切れるかどうかわからないし、さすがにここまで高騰してしまってはコスパ悪すぎなので、ここでプロビア400Xを使うことに見切りを付け、これからはその代替えとしてプロビア100Fを使っていくことにしました。というよりもうプロビア100Fしか選択肢はありませんでした。そして先日アマゾンでプロビア100Fを買いました。
120フィルムは5本セットで1箱3700円位でした。
使用期限も2018年11月迄あるので安心です。
次いでにF100用に135も1本買いました。
プロビア100Fを使って鉄道撮影する場合は、駅でのスナップや流し撮りでもしない限り、ISO100のまま走行中の編成写真等を撮るというのは、撮影条件が良くてもチョッと厳しいです。このフィルムはプラス2まで増感できる(ちなみにベルビアはプラス1まで)ので、普通の撮影においては十分に常用フィルムとして使う事ができます。
問題は今までプロビア400Xでもやむを得ずプラス1の増感をして撮っていたこともあったので今後もしそういう撮影状況になってしまった場合どうするか?ですね。あとは明るいレンズを新調するか(これもまた選択肢がほとんどない)、ISO400か800のネガを使うかしかなさそうですね。 う~ん、ますますフィルムを取り巻く環境がきびしくなりそうですが、フィルムの供給がストップされないかぎり、あるいは私が生きているかぎり(笑)、フィルムで撮り続けていきたいと思います。
なぜフィルムで撮りたいのか? それは撮ってきた証を形あるものとして残したいから。
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