GITZO(ジッツオ)三脚
昨年三脚関連でネオカルマーニュ635改造計画という記事をアップした時にリサイクルショップでネオカルマーニュ530を見つけ購入してきたという経緯を述べました。そしてその時つい一緒に購入してしまったもう一つの三脚、GITZO(ジッツオ)の三脚が今私の所有機材となりました。
以前も述べましたが、私が中判を始めたと同時に購入したSLIKのザ・プロフェッショナルとどちらにするか悩んだ三脚がGITZOの三脚なんです。でも当時は外国製の三脚は高くてとても手が出せる代物ではありませんでした。もっとも中判のカメラ、レンズなどにお金を投資してしまったため、三脚まで資金が回らなかったと言ったほうが早いのかもしれません。その結果当時リーズナブルだった国産の三脚を選んだ訳です。でも使うカメラ、レンズ(645、67)が中判なのである程度のスペックは確保したかったのでしかたなくこの三脚を選びました。
そしてその当時高くてなかなか買えなかったGITZOの三脚、今中古であれば十分手に届く価格になりました。(とは言え最新のGITZOカーボンはやはり高い)
そして購入したGITZOの三脚は型番が「G312」というものです。もう多分20年近くも前のものなんでしょうね。経過年数を考慮すると結構程度の良いものを見つけることができました。致命的な損傷やガタがないこと、各部の動作にも問題がないことを確認し、そして値段をみたら、\16800。この金額が高いのか安いのか、相場がイマイチよくわからないのですが、これもなにかの縁だと思い切って購入に踏み切りました。
この頃のGITZOの三脚ってなかなかネットで調べても詳しい資料とか、スペック等の情報が見つけ難いのですが、私なりに調べてみたところ、「G312」というのは通称GITZO 3型と呼ばれるものらしく、脚径、脚長などのスペックを見る限り現在だとSLIKのプロフェッショナルNⅡ、Velbonのマーク7B、ハスキーの3段辺りとほぼ同等のスペックのようです。そしてなぜか購入した個体は雲台がGITZO 4型の雲台であろう「R4+」というものが装着されていました。
この雲台、カメラ取り付け面もそうですが、三脚取り付け面の径が大きいのでとても安定感があります。そして何よりうれしいのはハスキーと同様こんな古い型番の機種でも補修パーツが入手可能なことです。
現在では同じ三脚のメーカーManfrotto(マンフロット)の傘下になってしまったGITZOですが、そのままアフターは引き継がれています。今ではザ・プロフェッショナルよりも軽いこのGITZO 3型 G312を持ち出すことのほうが多くなりました。
これで三脚を買うのもいよいよ最後ですかね~(笑)
« 明けましておめでとうございます! | トップページ | ニコンD5&D500発表! »
「三脚関連」カテゴリの記事
- Manfrotto ギヤ雲台 ジュニア410(2016.03.06)
- GITZO(ジッツオ)三脚(2016.01.03)
- ネオカルマーニュ635 改造計画(脚を4段にしてみた)(2015.10.25)
- 三脚座(2015.09.13)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
この三脚16,800円で入手できるとはなかなかお買い得ですね。よいものを入手されましたね。
自分も長らく使用していましたが、重量の点でカーボンの5型と置き換えで手放しました。
投稿: PAE | 2019年12月21日 (土) 10時13分