ネオカルマーニュ635 改造計画(脚を4段にしてみた)
いや~季節はすっかり秋本番真っ只中ですね~。
何年か前だったら今の時期だと紅葉撮影に気合を入れて桜の時期と同様夢中になっていましたが、今ではそんな暇も元気もなく、だんだんと撮影意欲は衰弱する一方。何故そうなってしまうのかははっきりとは自分でもわからないのですが、写欲が減る代わりに物欲は増えてしまうんですね~(汗)
別にこれは今に始まったことではなく、確かに撮影に夢中になっている時期は物欲はなく、こんにちまでバイオリズムのように写欲と物欲が入れ代わるように繰り返してきているのかもしれませんね。なので今の私はどちらかというと物欲が強いのかなぁ~
そんな訳で今回の記事は見方によっては物欲と関係が全くないわけではないのですが、私がデジタルを始めた頃ほぼ同時期に購入したベルボンのネオカルマーニュ635というカーボン三脚。それ以来撮影の移動手段がマイカーでない時や、マイカー利用であっても極力機材や荷物を減らしたい状況の時にはその軽さに助けられていますが、近年鉄道撮影をするようになってからは金網のフェンスの上から撮影を強いられることもしばしばあるわけです。
なので普通の風景撮影をするだけならいいのですが、鉄道撮影でこういった状況だと当然高さが足りないわけです。かと言ってそんな時にいつもエレベーター(センターポール)をかなり伸ばした状態での撮影もチョッとネ~? ってなことにも成りかねないし、せっかくの軽いカーボン三脚、公共交通機関での利用も考慮すると軽いとはいえ今より大きなモノを買い直すこともできないし、なにしろ値段が高いですし。そして色々と思案の末一つの計画が浮かびました。
「ネオカルマーニュ635は脚が3段だが、これを4段にできないものか?」ということなんですが、だったら最初から4段の同時期発売のネオカルマーニュ645にすれば良かったのでは? いやいやこのネオカルマーニュ645は高さを稼ぐ4段ではなく、収納性を優先したサイズのため脚を全部伸ばした状態ではむしろネオカルマーニュ635のほうが高いんです。(約10cmほど)
そこで思い付いたのが一つ格下のモデルであるネオカルマーニュ535(もしくは530)の脚を利用するという方法です。ネオカルマーニュ635の脚のパイプ径は上から(太い順に)28mm、25mm、22mm。対するネオカルマーニュ535(530)は25mm、22mm、19mm。つまり635の3段目(22mm)は535(530)の2段目(22mm)と同じ太さ。なのでこの635の3段目と535(530)の2段目、3段目と交換してしまおうというものです。
まぁそうは思い付いたものの、これらを補修パーツとしてメーカーに取り寄せてもらうと以外と結構な金額になるんじゃないかと思います。なので私はネットオークションで検索して調べたり、リサイクルショップを見て回ったりして探しました。幸い偶然にもまぁまぁ程度の良い530をリサイクルショップで見つけることができ躊躇わずゲットしてきました。
余談ですがこの時ゲットしてきた三脚はこの530だけではありませんでした。この話の続きは近いうち記事にする予定です。
オリジナルのネオカルマーニュ635
全部脚を伸ばした状態。 雲台のカメラ接地面までは約149cm。
エレベーター(センターポール)をいっぱいまで伸ばした状態。約182cm。
そして635の3段目を530の2段目、3段目と交換してみました。
高さを測ってみたらなんとオリジナルのエレベーターをいっぱいまで伸ばした時と同じ約182cm。
そしてこれもエレベーターをいっぱいまで伸ばした状態。約215cmありました。
私のアイレベルからすると雲台上部までの高さが155cm位(D3、D300使用時)がちょうどいいので通常はここまで伸ばすことはあまりないとは思いますが、いざという時はここまであがるんだという安心感はありますね。当然4段目はオリジナルよりパイプ径は細くなり、重心も上がるわけですので強度的な安定感は劣るかもしれませんが、エレベーターを伸ばすよりかははるかにいいと思います。それから三脚自体の重さもそれほど増加したという感じもなかったですね。見た目もよりグッドになりました。
これでまた少しは撮影の幅が広がったかな!?。
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