三脚座
いや~久々の機材ネタです。(汗) ここしばらくは鉄道写真の連投でしたが、たまにはカメラに関するネタでも載せないと新鮮味も無くなってしまいますよね。と言うかここ最近になって細かなカメラアクセサリー類をちょこちょこと新たに購入したのでそれらを紹介したいと思います。
今でも私の撮影対象物にとってもはや絶対に欠かすことのできないレンズといえば、「AF-S 70-200mm F2.8G ED VRⅡ」
鉄道写真だけでなく、私は息子の屋内スポーツ撮影(柔道)もするので、まさにこのレンズはうってつけなんですよね。
静止物でも、動体でも何でも有れと言わんばかりのこのレンズにはホント重宝しています。まぁあえて欠点を言うなら重い事と、値段が高い事くらいでしょうか。
そんな「AF-S 70-200mm F2.8G ED VRⅡ」なんですが、使い始めて数ヶ月経ったころから不満点がチラホラ。
一つ目はどう見ても望遠ズームとしては浅すぎるレンズフード。場合によってはちゃんと本来の役目をしているのか?と疑うほど。その証拠に昨年逆光気味の列車の写真を撮った時、案の定何点かフレアらしきものが写っていた。ここはやはりナノクリとはいえ過信は禁物。しっかりとした遮光性のあるフードがあってのナノクリだと思うんです。まだ現行機種なのでこの辺りはメーカーにぜひ改善を要望したいですね。
そして二つ目は今回の記事のタイトルにある通りの三脚座。このレンズの三脚座はⅠ型と同様三脚座のベース部分を雲台に付けたままレンズとの脱着ができるので、途中で手持ち撮影に切り替えたい時などは大変便利なんですが、問題はそのベース部分の雲台との二箇所ある固定ネジ。今だに固定しようとする時どちらのネジ穴を使ったらいいのか迷っています。(汗)
多分メーカーは二箇所で固定することを前提に作ったんでしょうか。確かにに一箇所で固定するよりは二箇所のほうが確実でしょう。しかし二箇所で固定するには二つのネジとネジのピッチ以上の長さを確保した長穴になっているかなり大きめな3ウェイ雲台が必要になります。
私は中判を始めたころ一緒に買い揃えたスリックの「ザ・プロフェッショナル」というデカくて重たい三脚を今だに使っているので(十数年経つが今だに壊れない)、この三脚使用が前提ならば、カメラ固定ネジをもう一個追加するだけで用は済んでしまいます。
しかし毎回この三脚を持ち出すとは限らないし、移動手段が電車等の場合、少しでも機材の重量は軽くしたい、そんな時はカーボン三脚の出番となるのですが、この場合は先ほどのようにカメラ固定ネジを二個も使うことはできません。
なので一箇所固定の場合現状はどちらを使うかと言われれば直接重量が掛かりそうな後ろ側を使っていました。
でもやっぱり何となくバランスが悪い気がして・・・。
そこでこれの社外品や互換品が販売されていないか調べてみました。そしたら何社か見つかりました。
「RRS」、「マーキンス」など。しかしこれらは少々値段が高くて手が出せませんでした。そして最後に見つけたのがアマゾンで販売している「Andoer」というメーカー。多分中国のメーカーなんでしょうね。そして値段を見たらなんと1620円。躊躇わずダメ元で買ってみました。
そして届いた品物を見て、まあまあ思っていたより造りもそんなに悪くはないな、という印象。まぁ値段が値段だけに細かい事は気にしないようにしました。
左が純正品。右が今回購入した社外品。
この商品は直接雲台にも装着できますが、アルカスイス規格のプレートと同じなので、対応ベースを別途購入すればクイックシューとしても活用できます。(本来はこの使い方が正解なのですが)
それから長さは純正とほぼ同じ約7cm。しかし両端にストッパーのネジが付いているので、取り付ける雲台の長さが実質6cmを超える場合、ストッパーのネジが邪魔になってしまうので、私は当面直接雲台に取り付けて使うつもりなのでこのネジは外しました。
レンズ脱着ノブも回しやすいものになり、そして何より雲台との固定ネジ穴がほぼ中央にあるため、一箇所の固定でもバランスが良くなったような気がします。
まだ使い込んでいませんが、自分なりにつかいやすさは向上したのではないかと思っています。
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コメント
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こんにちは。
レンズ、カッコいいですね~。
最近の中国製って、結構使えますよね。
私も、シルイのボールヘッドを買ってからアルカスイス互換(タイプ)の小物が増えています。
アルカスイスは厳密な規格ではないようで、ドンピシャにフィットするものも少ないのですが、
価格が価格ですので、ダメ元でいろいろ試しています。
中国からの直送もあるので楽しいです(笑)。
投稿: ゆたか | 2015年9月19日 (土) 09時56分
>ゆたかさん
こんばんは! レンズお褒めいただき恐縮です。(汗)
そうなんですよ~ 最近の中国製って中々の出来なのでびっくりです。
シルイのボールヘッドをお持ちとのこと、このメーカーの自由雲台はとてもしっかりとした造りで
国産品と何ら変わりはありませんよね。
確かにこのタイプはアルカスイス互換パーツが沢山あるのでどれを選んだら
いいのか迷ってしまいます。(汗)
今格安で購入できるものも増えてきているので色々と試してみるのも面白いかもしれませんね。(笑)
そのうちアクセサリー関係のネタも増やしていこうかな?と思っています。
投稿: ハンドル職人 | 2015年9月19日 (土) 19時20分