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2015年6月21日 (日)

三脚は絶対にケチってはいけない!

撮影する時、三脚を使う人、あるいは使わない人、さまざまな方がいらっしゃる事と思います。
私は基本三脚は使う派ですが、撮影状況によっては機動力が損なわれてしまう場合もあるので、その時は手持ち撮影です。
フィルム時代は645とか67の中判で撮っていた時期があったので、今でもその三脚を使う撮影スタイルはそのまま受け継がれているのかもしれませんね。
レンズを含めたカメラ機材というのはできるだけ少しでも軽い方がいいというのは全く疑う余地の無いところですが、こと三脚に関してはこの図式は必ずしも当てはまりません。三脚はできるだけ大きく、重いほうが当然いいわけです。
三脚の一番の役目は当たり前ですがカメラ振れを防ぐこと、これに尽きると思います。乱暴な言い方をすればカメラ振れが防げない三脚はもはや三脚としての役目を果たせていないただのお荷物となってしまいます。これは長時間露光、あるいは天体撮影をする方、緻密な描写を求めるネイチャーフォトをされる方であれば尚更のことです。
そして私の場合はと言うと主に鉄道撮影をしている時、どうしても他のカメラマンと至近距離での撮影となることが多いのでいやでも目に付く周りの三脚。
そんな中たまにいらっしゃるんですよね。例えばカメラはEOS 7DかEOS 5DmkⅢ。レンズは多分EF70-200mm F2.8Lクラスの俗に白レンズと呼ばれるレンズなんでしょうか。機材がこういう組み合わせなのに使用している三脚を見てビックリ。どこの家電量販店で買ったかわからないような、どう見ても数千円位にしか見えない三脚を使っている撮り鉄の方が案外いることを。
他人の撮影機材にケチを付けるわけでもなく、どういうスタイルで撮ろうとそれは他人の自由なのかもしれませんが、これって車に例えるなら、GT-Rに175/70R-13位のタイヤを履いて走るようなものです。これでは車の性能を存分に発揮することなどできませんよね。まぁ実際履くことは構造上無理かもしれませんが。(笑)
なのでせっかく構図をきちんと決め、露出もピントもばっちり決めたハズがいざ撮ってみたらカメラ振れを起こしていた、なんてことにならないよう三脚はやはりしっかりしたものを選ぶことが大切です。
しっかりしたものとは言っても値段が高けりゃいいということではなく、実際に使用するカメラ機材よりもややオーバースペックなものを選んでも決して大袈裟ではない、そんな気がします。
ただ三脚がいくら大きくて重いものがいいとはいっても限度がありますから、自分の体力以上の大きさ重さになってしまっては持ち運びにも不都合な部分ばかりが目立ってしまいます。まぁこの辺が三脚選びの難しいところでもありますよね。よく三脚は最低3回は買い直すと言いますから、なるべく安物買いの銭失いにならないような選び方をしなくてはなりませんね。
しかし三脚はカメラ本体と違って、一度しっかりしたものを購入すれば10年や20年位平気で使えてしまうので、最初の投資額がやや割高でも長い目で見ればカメラ機材の中でもコスパは一番優れているのではないかと思います。
なので三脚に関しては絶対にケチってはいけない、今更ですが改めて振り返って考えてみた次第です。
あっ、もしかしたらですが今後三脚ネタが続くかもしれません。(汗)

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